マドリングスルーな日々

どうにかこうにか過ごす日々の中で考えたことなど

WORK SHIFT読了

以前にちきりんさんのソーシャルブックリーディング企画の時に購入。途中まで読んでたが最初から読みなおしでの読了。

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全体を通して、今後は主体的な選択が重要となる。
誰かに決められるのではなく、良い結果も悪い結果も想定した上で、選択の結果に責任を持つ選択が重要。

▼第1のシフト
専門技能の習得。しかし、それに頼らず他の技能へと移れる柔軟さ。セルフマーケティングの重要性。

▼第2のシフト
コミュニティの強化。「少数精鋭の信頼出来るコミュニティ」と「大勢の緩やかなコミュニティ」へ属する。
合わせて、「物理的な接点を重視した身近なコミュニティ」(自己再生のコミュニティ)への所属も。

▼第3のシフト
消費より経験。どう見られたかより何をしたか。客観より主観。
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主体的な選択が必要と言うところが、7つの習慣の「主体性を発揮する」と似ている気がした。
やはり、他人(環境)に流されるのではなく、自分で選んでいく方が楽しい。
ともすれば、人のせいにした方が楽に感じることもあるので油断ならない。

「第3のシフト」経験への移行というか、マズローの5大欲求と重ねて上位レイヤーへの移行に見て取れた。
上位、下位と書くと上位の方が偉く見えるが、そうでは無く社会が成熟することで下位レイヤーの欲求が当たり前の様に満たされた結果、社会全体が上位レイヤーへと移行するのでは無いか?
これまでの先進国は、現在と比べるとゆっくりしたスピードで上位レイヤーへと移行していたが、これからの新興国はあっという間に下位レイヤーが満たされることで上位レイヤーへと移行してくるのでは(追いついてくるのでは?)と思った。

また、お金を稼ぐ(消費)為に働くのでは無いと言ったくだりが、「夢をかなえるゾウ」に出てきた人の喜ぶことをすればそれにお金がついてくると言った内容にシンクロした気がした。

これからの子どもたちに伝えるべきことは、
「結果起きうることを想定し、起きた結果に責任を持つ"選択"をする事が重要」
かなぁと思った本だった。

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本日はここまで