マドリングスルーな日々

どうにかこうにか過ごす日々の中で考えたことなど

ハードディスク復旧の顛末

親戚の家のパソコンが壊れたとの事で召集がかかる…

機種は
東芝 dynabook AX/53D
HDD MK1032GSX(100GB)

そもそも立ち上がる気配が無い。(画面が真っ暗)

まずは、画面が表示されないので、ひょっとして画面の故障か?と思い、外部ディスプレイを接続してみる。
…ダメ

やはりHDDかと思い、エラーをどうやってチェックしようかな?と考えた末、本体より取り外して
サンワサプライ USB-CVIDE2
を使用して、別のPCへと接続。

ツールは何にするか…
seagete社の「seatools」が良さげ(これが後に自作自演の悲劇を…)

・DOSで起動するタイプの「DOS版seatools」を使用
・詳しい事は分からないが認識されないので「Set Capacity to 32GB(容量を 32GB に設定する)」を設定
※これが間違いの始まり
・「Short test(短時間のテスト)」を実行
→エラーが発生

やっぱりHDDがエラーか。

それにしても、一部のデータは救えるでしょう。と言う事で、別のPCでubunts linuxを使用して認識させてみる。
(NTFSの場合は、windowsで認識させると権限の壁に当たるので。)

あれ?32GBしか見えない…
念のため、windowsにて接続確認してみる。やはり32GB。この時点で、そもそもHDDが壊れていたのが原因?と自分を擁護してみる。

その後、色々試しながら1.5日が経過。
!!!そう言えば、32GBってどこかで見覚えが…
そう、前述のDOS版seatoolsでHDDを認識させる為に設定した「Set Capacity to 32GB(容量を 32GB に設定する)」が原因か?と疑い始める。

そこで調べてみると、「Set Capacity to MAX(容量を最大に設定する)」を設定すると元通りになるとのこと。
早速、設定してlinuxに接続。100GBで認識される。
長かった。結局、自分で壊して、自分で復旧するのに2日も要してしまった。

早速、データを救うため外付けHDDへとcopyを行おうと環境を設定。
ちなみに
Thinkpad R40e + Buffalo IFC-CB2U2V(USB2.0 IFカード)
で各HDDを接続
ターミナルより
「cp -dfRv コピー元 コピー先」
で複写。

ここでも一悶着あり、一度目はエラーが出て停止したので、場所が不要ディレクトリだったこともあり除外して再実行。
再実行したは良いが、実データ量50GBで20時間かかって終了と、予想をはるかに超えた長時間実行となった。

何はともあれ最終的には、「デジカメ写真」「データ化した大量の音楽ファイル」「メール」などが救えたので良かった。

ちなみに途中でわかったのだが、本来のPC(dynbabook)は、基盤?自体が故障しているようで、BIOS起動画面の表示すら怪しいことが対応中に発覚した。
(大阪 日本橋で中古HDD(2.5" SATA 40GB が 800円)を入手してまでlinux機として復活させようとしたことで発覚)

最終的には、親戚からお金を貰わなばやってられない作業量になってしまった。(7割は自作自演だが…)


本日は以上